【頭痛にお悩みの方】是非、ご相談下さい。東洋医学の真の治癒力にお任せ下さい!!※当院では予約制をとり、患者様一人ひとりをしっかり診ています。

妊娠、出産は女性にとって大イベントですね。

 

しかし妊娠中にはホルモンバランスの変化から、つわり、頭痛、めまい、むくみ、腰痛、こむら返り、逆子、便秘、不眠、疲労など様々なからだの不調が出現します。

 

妊娠した喜びから一転、こうした様々な不調に悩まされる妊婦さんも少なくありません。

 

現在はインターネットの普及により、自分の不調に合わせたエクササイズや、ツボの療法などを簡単に探すことができます。

 

インターネットで、「妊婦　頭痛」と、検索すると色々出てくる出てくる。

 

インターネットって便利だなぁとみていると、「あれ？このツボは妊娠中避けた方がいいんじゃない？」と、思えるツボもありました(^^;

 

なので今回は、「妊娠中に避けたいツボ」をご紹介したいと思います。

 

 

①合谷(ごうこく)

 

 

人差し指の骨と、親指の骨を手首の方向に向かって指でなぞって、２つの骨が合流した地点からやや人差し指よりに上がったところにあります。

 

合谷は万能のツボで、首や肩のこり、寝違え、のどの痛み、胃腸障害、歯の痛み、高血圧などに効果があり、自分で押しやすいので、よく紹介されるツボです。

 

しかし、古典を見ると、妊娠中に鍼を刺すことは禁止されています。

 

堕胎のツボとしても知られていて、臨月に入る前に、強い刺激を与えてしまうと流産しかねないツボです。

 

 

②三陰交(さんいんこう)

 

 

内側のくるぶしから測って、自分の指の横幅4本分だけ上に行ったところの、すねの骨よりちょっと内側にあります。

 

婦人科疾患の特効穴であり、生理痛、月経不順、更年期障害、冷えなどに効果を発揮するツボです。

 

このツボも妊娠中は、みだりに鍼をしないことと、古典に記載されています。

 

ですが、安産の灸や、逆子の時に使用することもあるので、刺激量には注意が必要です。

 

また、陣痛促進のツボとしても知られているので、陣痛を促したいときには良いツボです。

 

ただし、これも妊娠初期や中期などに強い刺激を与えると、流産する可能性があるので、注意が必要です。

 

 

③肩井(けんせい)

 

 

首の後ろをなぞっていき、一番出っ張っているところ（頚椎7番）と肩を上げた時にできる、肩の前のくぼみを結んだ、ちょうど中間点にあります。

 

肩井は肩こりの特効穴。肩がつらいなぁと思ったときに肩に手を伸ばしたりしますよね？そこが肩井です。

 

このツボも妊娠中の鍼は禁止されています。

 

強い指圧など避けたい場所ですね。

 

 

①合谷と③肩井は、妊娠中の頭痛や肩こりの時に効くツボとして、色々なサイトで紹介されています。

 

しかし、古典では堕胎のツボとして記載されており、妊娠中に強い刺激すると流産してしまう可能性もあります。

 

指圧やマッサージなど、強い刺激をしないよう注意してくださいね。