胎児の男女を見分ける方法
今回は古典文献に載っている、一般の方でもできる胎児が男の子か女の子かを弁別する方法を紹介します。
いろいろな古典文献に男女の弁別方法は載っているのですが、今回は韓国ドラマで有名な許浚(ホジュン)が、西暦1613年に発刊した『東醫宝鑑(とういほうかん・とんいぼがむ)』という名著から引用し説明したいと思います。
①本文:「婦人有娠左乳房有核是男右乳房有核是女也」
説明:妊婦さんの左の乳房に、果実の中心にある堅い部分のような物がある場合は男の子。
右にある場合は女の子である。
②本文:「遣孕婦面南行還復呼之左回首者是男右回首者是女」
説明:妊婦さんを南の方向に歩かせて、後ろから呼んだ時に左回りで振り返ったら男の子。
右回りに振り返ったら女の子。
③本文:「看妊婦上圊時夫從後急呼之左回首者是男右回首者是女」
説明:妊婦さんをトイレに上らせて、夫が後ろから急に読んだときに、左回りに振り向いたら男の子。
右回りに向いたら女の子。
これは現代では洋式トイレが主なので不可能ですし、トイレに入っている奥さんを後ろから呼ぶなんて、流石にできませんよね。
この他にも、「お腹が出っ張っていたら男の子。横に平たい場合は女の子。」や「後ろから向いて左に偏っていたら男の子。右に偏ったら女の子。」などの記載がある古書もあります。
実はこれ、すべて陰陽の話なのです。
陽=太陽、昼、男、左、凸など。
陰=月、夜、女、右、凹など。
つまり妊婦さんを観察して陽的な要素があれば、男の子。
陰的な要素があれば女の子として弁別しているのです。
古典には妊娠三か月で男女の形ができると記載されています。
もし、興味があってやるようなことがありましたら、妊娠3か月以降にやることをおすすめします。
補足:
『東醫宝鑑』には他にも「妊娠の脉」や「女の子を男の子に変える方法」などが載っています。
さすがに胎児を女の子から男の子に変えることはできないと思いますが。。。
鍼灸院・至
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