鍼の神様 杉山和一
2015年05月26日
鍼の神様、杉山和一をご存知でしょうか?
杉山和一 (1610~94) は慶長15年、伊勢国に生まれ。幼くして天然痘に罹り失明し、鍼術を志して江戸へ出ましたが成功せず、帰郷の途中に江ノ島の洞窟に籠もって管鍼術(かんしんじゅつ)を創案したと言われています。
※管鍼術とは、鍼を管の中に入れ、その端を指でトントンと叩いて患部に刺入する方法で、鍼を刺す時の痛みを軽減するのに便利な方法です。簡単に鍼を刺すことができるので、この技を使用している鍼灸師さんは多いかと思います。当院では、鍼を刺入する時の感覚を大事にしているため、あまり使用していません(^^;
その後、鍼術の奥義を極めた杉山和一は、徳川将軍家綱・綱吉の侍医をつとめ、視覚障害者に対する、鍼の教育に力を注ぎ、鍼治学問所を設けました。
そんな偉業を成した杉山和一は、将軍綱吉から拝領した地に建つ、江島杉山神社(東京都墨田区)に、現在祀られています。
私は新年になると患者様の健康を想い、初詣に行っています。
鍼の神様、杉山和一さまですが、実は院内にいます!↓↓
来院された際には、お手を合わせるといいことがあるかもしれませんね!
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